『仮面ライダーギーツ』第10話で使われているジャマト語
『仮面ライダーギーツ』で使われているジャマト語について、Twitterなどで発表されている解読と翻訳の成果をここにまとめる。第10話で使われたジャマト語を下記に記す。
1.水の中から現れ、晴家ウィンに斬りかかった海賊ジャマトが言った「イズトグファテル!」
前回までにわかっていることから、この台詞は日本語では「〇〇た〇よこ〇!」となる。これを「はたをよこせ!」だとする推測は文脈から考えて妥当だと思われる。これで新たにジャマト語の「イズ」、「グ」、「ル」はそれぞれ日本語の「は」、「を」、「せ」に対応していることがわかった。台詞の意味は「旗をよこせ!」
2.同じシーンで、海賊ジャマトたちが言った「クテウトエビキョヅデチャ!」
これまでにわかっていることから、この台詞は日本語では「おれた〇かいぞ〇だ!」となる。ちなみに、「テウ」が「れ」になっている。これを「おれたちかいぞくだ!」だとする推測は文脈から考えて間違いないと思われる。これで新たにジャマト語の「エ」、「デ」はそれぞれ日本語の「ち」、「く」に対応していることがわかった。台詞の意味は「俺たち海賊だ!」
3.まだ仮面ライダーに変身していない参加者たちを襲った海賊ジャマトが言った「ピアーブ!」
この台詞は既出。「死ね!」という意味だ。
4.同じシーンで、旗を取った海賊ジャマトが言った「オストヴォ~!」
これまでにわかっていることから、この台詞は日本語では「とつたど~!」となる。台詞の意味は「取ったど~!」
5.ギーツとパンクジャックと戦った海賊ジャマトが言った「イズトイズモオズツヅ!」
これまでにわかっていることから、この台詞は日本語では「はたは〇らうぞ!」となる。ちなみに、「イズ」、「オズ」がそれぞれ「は」、「ら」になっている。この台詞は日本語では「はたはもらうぞ!」になるという推測が正しいと思う。れで新たにジャマト語の「モ」は日本語の「も」に対応していることがわかった。台詞の意味は「旗はもらうぞ!」
6.バッファに向かっていた海賊ジャマトが言った「モオズスト!」
これまでにわかっていることから、この台詞は日本語では「もらつた!」となる。台詞の意味は「もらった!」
7.バッファと戦っている海賊ジャマトが言った「クキョ! レレララサテキョ!」
これまでにわかっていることから、この台詞は日本語では「おい! みんなこい」となる。ちなみに、「レレ」、「ラサ」がそれぞれ「み」、「な」になっている。台詞の意味は「おい! みんな来い!」
(番外)パンクジャックが言った「プチョヘンザッ!」
これはジャマト語ではない。英語の「Put your hands up」を実際の発音に近いカタカナで表記したもので、意味は「手を挙げろ」、転じて「盛り上がろう」。
8.仮面ライダーレターに襲いかかる海賊ジャマトが言った「キョロチャ!」
これまでにわかっていることから、この台詞は日本語では「いまだ!」となる。台詞の意味は「今だ!」
9.仮面ライダーレターこと雪絵が退場になった時、海賊ジャマトたちが言った「ツトタダチャ!」
これまでにわかっていることから、この台詞は日本語では「うた〇けだ!」となる。ジャマトたちが喜んでいる様子から考えて、この台詞は「宴(うたげ)だ!」という意味だと思われる。この推測が正しいとすると、ジャマト語の「タダ」は日本語の「げ」に対応していることになる。
10.旗を取ろうとした海賊ジャマトが言った「イズトイズモオズスト…。」
これは「旗はもらった…。」という意味。
11.ナーゴが鳴らした音楽を聞いて海賊ジャマトたちが言った「ビオズチャビビビスジツーム…!」
これまでにわかっていることから、この台詞は日本語では「からだかかかつてに」となる。ちなみに、「オズ」、「ツーム」がそれぞれ「ら」、「に」になっている。
この台詞は文脈から考えて、「体が勝手に」という意味だと推測できる。この推測が正しいとすると、ジャマト語の「ビビ」は日本語の「が」に対応していることになる。
今のところ発表されている対応表は以下のものだ。
イズトグファテル(はたをよこせ)、クテウトエビキョヅデチャ(おれたちかいぞくだ)、オストヴォ~(とったど~)、イズトイズモオズツヅ(はたはもらうぜ(?))、モオズスト(もらった)、を加味して改訂。小文字と大文字に差がないことはここまででほぼ確定的なので左側を削除。 #ジャマト語 pic.twitter.com/DdKwT2eOM3
— ムシャC (@Musha_36O) November 13, 2022
10話までのジャマト語、ひらぱーショーの報告、それらを踏まえた暫定50音表 pic.twitter.com/lCwuiX0j4C
— リコリス・ラジアータ (@LycorisR_361) November 13, 2022