『仮面ライダーギーツ』第9話で使われているジャマト語
『仮面ライダーギーツ』でジャマトが使っている言語を「ジャマト語」と呼ぶことにして、ジャマト語の解読と翻訳を試みる。第9話で使われたジャマト語を下記に記す。
1.缶を拾い上げる時に、サボテンナイトジャマトが言った「レレスタド!」
この台詞は既出。意味は「見つけた!」
2.同じシーンで、缶を飲み込む時にサボテンナイトジャマトが言った「キョトチャケロア!」
この台詞は既出。意味は「いただきます!」
3.泣いている赤ちゃんに、ポーンジャマトが言った「ツガポキョラサ…。」
これまでにジャマト語の「ツ」、「キョ」は、それぞれ日本語の「う」、「い」に対応していることがわかっているから、「ツガポキョラサ…。」は「う〇〇い〇〇…。」となる。文脈から考えて、この台詞は不快な感情を表現していると思われる。だとすれば、日本語では「うるさいな」になるという推測ができる。これで新たにジャマト語の「ガ」、「ポ」、「ラサ」はそれぞれ日本語の「る」、「さ」、「な」に対応していることがわかった。
4.同じシーンで、赤ちゃんを攻撃しようとしてポーンジャマトが言った「チャロテウ!」
これまでにジャマト語の「チャ」、「ロ」、「テウ」はそれぞれ日本語の「だ」、「ま」、「れ」に対応していることがわかっているから、「チャロテウ!」は「だまれ!」となる。つまり、「黙れ!」という意味だ。
5.仮面ライダーナーゴに頭を押さえられているポーンジャマトが言った「コ…コルク…。」
これまでにジャマト語の「ルク」は日本語の「の」に対応していることがわかっているから、「コ…コルク…。」は「〇…〇の…。」となる。この時ジャマトは困っているような様子なので、日本語では「あ…あの…。」になるという推測が正しいと思う。これで新たにジャマト語の「コ」は日本語の「あ」に対応していることがわかった。
6.ナーゴの卵を触っていたポーンジャマトが言った「ラサツーム? テテウ。」
これまでにジャマト語の「ラサ」、「ツ」、「テ」、「テウ」はそれぞれ日本語の「な」、「う」、「こ」、「れ」に対応していることがわかっているから、「ラサツーム? テテウ。」は「なうー〇? これ。」となる。しかし、これでは前半が日本語としては不自然だ。この時ジャマトは疑問を表明しているように思われるので、この台詞は日本語では「なに? これ。」になるという推測が当たっていると思う。これで新たにジャマト語の「ツーム」は日本語の「に」に対応していることがわかった。
7.ギーツが卵に話しかけている時に、サボテンナイトジャマトが言った「カカボ ヴァテチャ~!」
これまでにジャマト語の「テ」、「チャ」はそれぞれ日本語の「こ」、「だ」に対応していることがわかっているから、「カカボ ヴァテチャ~!」は「〇〇〇 〇こだ~!」になる。
8.バッファを攻撃する前に、サボテンナイトジャマトが言った「オヴォリチャ!」
これまでにジャマト語の「ヴォ」、「リ」、「チャ」はそれぞれ日本語の「ど」、「め」、「だ」に対応していることがわかっているから、「オヴォリチャ!」は「〇どめだ!」になる。文脈から考えて、この台詞は「とどめだ!」になると推測できる。これで新たにジャマト語の「オ」は日本語の「と」に対応していることがわかった。
9.同じシーンでさらにサボテンナイトジャマトが言った「ピアーブ!」
この台詞は既出。「死ね!」という意味だ。
今のところ最も信頼できる対応表は以下のものだ。
「ツガポキョラサ(うるさいな)」、「ラサツーム(なに)」、「ラサツームアラチャファ(なにすんだよ)」、「コ…コルク…(あ…あの…)」、「オヴォリチャ(とどめだ)」を加味して改訂。「ヴァテチャ(そこだ)」は確証に乏しいので緑文字で仮置き。 #ジャマト語 pic.twitter.com/80zTaifN4c
— ムシャC (@Musha_36O) October 30, 2022