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『ガルーダの騎士ビマX』特別編: The Beginning

『ガルーダの騎士ビマX』(サトリア・ガルーダ・ビマX、Satria Garuda Bima-X)特別編: The Beginningのあらすじを紹介する。なお、今回のみ放送時間が60分だった。 レイ、レザ、ランディ、レナの4人がビマの石碑が発見された遺跡の中で龍と出会う。レザは逃げたが、レイは逃げず、この龍が幻だったことがわかる。この探検で自分の弱さを自覚したレザはひとり道場で武術の稽古をする。そこへ、レイが来て、2人が対戦形式で稽古をする。 ところが、突然フドーの軍団がジャカルタに出現、市街を攻撃する。レイとレザは街へ急行、そこでフドーの新たな支配者がブラック・ロードであり、軍団を指揮しているのがデス・ファントムのレクソール、レディー・モッサ、ドラコナーの3人であることを知る。レイはビマに、レザはアザゼルに変身して、合成パワーストーンをもつコモドオオトカゲ型怪人のプロテウスと戦うが、まったく歯が立たない。戦闘中にレイはレッド・パワーストーンを破壊されブルー・パワーストーンを失い、重傷を負い、入院して手術を受ける。その夜、いずれ自分が始末されることを知ったトペン・ベシは独断でレザを襲おうとするが、ドラコナーに阻止され殺害される。 後日プロテウスがレイとレザを呼び出す。まずレザがひとりでプロテウスのもとに向かい、アザゼルに変身して戦うがプロテウスにはかなわず、変身が解除になり、生身のままで殺されそうになる。そこへ、レイが登場してレザを救うが、生身のレイはまたプロテウスに重傷を負わされ、レイは生死の淵をさまよい、異空間で全身を炎に焼かれる。すると、グリッター(ビマ・レジェンドに似ているが違う。詳しくは後述)がレイの前に現れ、彼はレイに新たな力を授ける。復活したレイはビマXに変身して、プロテウスを圧倒してこれを倒す。 以上に付け加えると、最初の戦闘シーンと病院でのシーンにリッカという謎の女性が登場する。 なお、コモドオオトカゲインドネシアのコモド島の固有種。 プロテウス(Proteus)という怪人名は大蛇に変身したギリシャ神話の海神プローテウスに由来すると思われる。 グリッターは番組のエンディングのクレジットではGlitter Satria Garudaとなっている。これを訳せばガルーダの騎士グリッターとなる。グリッターは英語で「きらめき」という意味で、確かにグリッターは劇中で光り輝いている。 このほかのキャラクター名の由来については『ガルーダの騎士ビマ』第1話解説で。