世界の特撮ヒーロージャーナル

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『環境戦隊ゼンタフォース』第1話~第4話

『環境戦隊ゼンタフォース』(환경전사 젠타포스)は2003年に韓国で放送された特撮テレビドラマだ。タイトルからもわかるように環境問題をテーマとしていて、教育番組としての性格が強い。番組タイトルは日本では『環境戦士ゼンタフォース』といわれることがある。

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第1話:パパはゼンタマン

17年前地球から1万光年離れた惑星を本拠地とするアレクサンドロ帝国が地球を侵略した。しかし、ハーデスが率いたこの侵略はゼンタマンによって撃退された。 それから17年後の現在、地球ではオゾン層の破壊が進み、その被害も深刻なものになっている。そんな中韓国にUFOが墜落する。 ある日ヒョン・ヨル少年は不良にからまれていた少女を助けるが、この少女が気を失ったので、ヨルの母親イ・ミヨンの研究所に連れて行く。 そして、アレクサンドロ帝国の侵略がまた始まり、怪人アルゴスが韓国に現れる。ヒョン・ウンは久しぶりにゼンタマンに変身してアルゴスと戦うが、すっかり戦闘能力が落ちているのでまとまな戦闘にならず、アルゴスは撤退する。

 

第2話:出動!ゼンタフォース

ヒョン・プンが母親イ・ミヨンの研究所を訪れると、プンが気付かぬうちにゼンタ原石のペンダントが彼のことを追いかけ彼のかばんの中に入り込む。 プンが自宅に戻ると、プンの体の周りでは風が吹き続け、弟のヨルの体温が異常に高くなり、末弟のスーが持つ瓶からはいつまでも水が流れ落ちるという怪現象が起こる。 3人兄弟はイ・ミヨンの研究所で体を調べられ、3人にはゼンタフォースがあることが確認される。 一方、アルゴスがふたたび現れ、ゼンタマンが出動する。イ・ミヨンの助手パクは3兄弟の自宅を訪れ、テレビでゼンタマンの戦いを見せ、ゼンタマンが彼らの父親であることを告げる。

 

第3話:ふたたび現われたアルゴス

3人兄弟はゼンタマンを助けに行く。長男のプンと次男のヨルはそれぞれ風と炎を出してアルゴスを撃退する。 イ・ミヨンの研究所で3人兄弟はイ・ミヨンからゼンタ原石のペンダントを渡され、プンはゼンタウィンドに、ヨルはゼンタファイヤーに、スーはゼンタアクアに変身する。 一方、ハーデスの一味は下水処理場を襲い、汚水を川にあふれさせる。 研究所では保護していた少女の持ち物から彼女がミルキー星の出身だとわかる。彼女はイ・ミヨンに自分はユリだと名乗り、3兄弟の自宅に住むことになる。 そして、アルゴスが出現。3兄弟が環境戦隊ゼンタフォースとして初出動。

 

第4話:飛べ!ヒヨコ

アルゴスとの戦いではゼンタフォースが劣勢、ユリがゼンタフォースをテレポートさせて助ける。 ハーデスの一味は浄水場を破壊。これでソウルは水不足になる。このせいでスーが飼っていたヒヨコが汚水を飲んでしまい病気になる。これで戦いには消極的だったスーが戦うことを決意する。 アルゴスとの戦闘中、ゼンタアクアはアルゴスの弱点を見抜き、ゼンタフォースの3人は一斉にアルゴスの胸についている目を攻撃、アルゴスを倒す。 夜ユリが超能力でヒヨコを治す。